こんにちは、工務店集客ドットコムの渡辺です。
弊社では、大分№1のブランド企業を目指して、工務店ブランディングにも力を入れています。
ブランディングというフレーズは、最近よく耳にする方もいらっしゃるかもしれませんし、
聞いたことがないという方がいるかもしれません。
工務店ブランディングについては過去に私は書いたコラムがありますのでぜひ参考に読んで見られてください。
工務店のブランディングについて -ブランドステートメント-
工務店の採用ブランディング
選ばれる企業になるために -工務店の採用ブランディング-
工務店ブランディングの重要性とは?
工務店におけるブランドプラスとブランドマイナス
工務店としてブランドの価値を考える
工務店のインターナルブランディングとエクスターナルブランディング
『ブランド』『ブランディング』ってどういうこと?
工務店における「3C分析」の重要性
工務店ブランディングのメリット
さてブランディングのお話をしていると必ず聞かれる質問があります。
それは「工務店がブランディングを行うことでどんなメリットがありますか?」という質問です。
そもそも、ブランディングをしたい!必要だ!っていう方は最近多いのですが、実は何の為にブランディングを行い、どんなメリットがあるのか?実はあまり知られていないのが現状です。
工務店がブランディングを行うことでのメリットは大きく分けるとお客様にとっての利益と企業のとっての利益の2つあります。
ブランディングの効果 お客様にとっての利益
まずお客様(顧客)にとってのメリットです
①購入時の迷いが減り、意思決定が早くなる。
・インターネットの普及により情報は溢れていますし、物を溢れていますそんな現状でブランディングがされていると、「これがいい」と決めることができるので購入が早くなります。
②情緒的な価値を手に入れることができる
・商品そのものの価値だけでなく、その商品を使うことで心で感じる価値です。
③ブランドのイメージを自分自身に重ね合わせることができる
・例えば私は、アップル社のMacが好きで好んで使用していますが、Macを使うことで自分もMacのクリエイティブなイメージを感じることができます。他にも、スターバックスでコーヒーを呑んでいると、おしゃれな気持ちになったりそのブランドのもつイメージと自分を重ね合わせることで幸せになったりしませんか?そういったブランドのイメージを自分に感じることができる価値です。
④信頼できるブランドを購入することで、リスクを回避できる
・ブランドとして自分が信頼していると、不安が少なく安心して購入することができます。
このように、ブランドというのは、お客様(顧客)にとって様々なメリットをもたらしてくれます。
それは、ブランドが持つイメージによっても大きく変わりますが、知らないお店の商品よりも、有名で人気のあるお店の商品のほうが安心して購入したり
喜びを感じることができますよね?私達も日常的にブランドのメリットを感じているわけです。
ですので、ブランドを提供する側である前に、私達工務店も顧客でありブランドに触れているということですね!
ブランディングの効果 企業にとっての利益
さて一方で私達、工務店にとってのブラディングを行うメリットとは何でしょうか?
①プレミアム価格での販売が可能になる
・ブランド力が高まると、自社の強みを活かした戦略が可能になるため、競合との価格競争に巻き込めれなくなります。そのためには、3C分析などを行い自社の強みを明確にすることも重要です。
②マーケティング効率が高まる
・ブランド力が高まることで、例えばここの会社で家を建てたいなど指名買いが起こります。そうすることで莫大な広告予算を投下しなくてもお客様に選んでいただける確率があがります。
③参入障壁を築くことができる
・ブランドは法的な保護の対象にもなりますので、ライバルの参入を阻止することもできます。
④自社内の意識統一と社員モチベーションの向上。(自社ブランドと社員の統一感)
・これは私がブランディングを行う上で一番のメリットだと感じているメリットです。社員はそもそもブランド要素ですから、社員1人1人が自社がどのようなブランドなのか理解することで、お客様への接し方も、考え方も変わります。そうすることえ社内の意識の統一も図れるわけですから、効果として非常に大きいと思います。
ブランディングはお客様にも工務店にも双方にメリットがある
ブランドやブランディングと聞くと、大企業が取り組むものというイメージを持たれる方も多いですが、実は我々中小企業でも盛んに行われています。
現代のような情報爆発社会の中で、お客様に見つけていただく企業になるためには、強いブランド力が必要です。
ぜひこのコラムを読んでいただき、自社のブランディングについて一度考える機会になれば幸いです。
以上渡辺でした。