工務店としてブランドの価値を考える

工務店としてブランドの価値を考える
2018年10月23日 渡辺 洋一郎
ブランド・ブランディング|工務店集客ドットコム

こんにちは工務店集客.COMの渡辺です。
私は毎日出勤前、会社前のコンビニに寄ってコーヒーを買ってから出社をするのが日課です。
最近コンビニ行くと、パンのコーナーに「みどり牛乳サンド」という商品名のパンが目に入ります。
大分県民であれば誰もが知っている乳製品メーカー九州乳業株式会社さんの牛乳を使ったパンです。
パッケージは九州乳業さんの主力商品である「みどり牛乳」のパックを再現したデザインになっています。
すぐに「みどり牛乳を使ったパンだ!」「みどり牛乳の商品だ」と識別できるほど私に取って認知された商品です。
※「みどり牛乳サンド」はローソンがリョーユーパン(福岡県)と共同開発。九州乳業が原材料として牛乳を提供した商品です。

私にとって幼いころから飲んできた牛乳の懐かしいパッケージ。ただ目にするだけで、どんなものなのかわかってしまう、また好意を抱いてしまうブランドなのです。
本日は、そんな工務店にとってのブランドの価値についてお話をしたいと思います。

みどり牛乳サンド|工務店ブランド戦略|工務店集客ドットコム

ブランドに感じる価値は人それぞれ違う

ブランドやブランディングという言葉は非常に抽象的でわかりにくい言葉です。
以前のコラムで定義を説明していますがもう一度改めてご説明します。
以下の定義は、私の所属している一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会による
定義であり、1つの考え方です。ブランド構築や、ブランディングについての見解に関する書籍
や情報は沢山ありますが、私は一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会の考え方がしっくり
くるので、弊社では下記のように定義しています。

『ブランド』何か?
ある特定の商品やサービスが 消費者・顧客によって識別されているとき、
その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ

一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会による
消費者・顧客から見た「ブランド」の定義

ポイントは、
ある特定の商品やサービスが 消費者・顧客によって識別されているとき、
その商品やサービスを「ブランド」と呼ぶ

という部分です。わかりやすい言葉で言えば、「ある商品やサービスは、消費者・顧客(それぞれ)に
よって識別されているとき…」とあるので、ブランドというものは、一人一人の心の中に生まれるイメージであると
いうことです。

つまり、私にはブランドである、みどり牛乳のパンも、今始めてこのコラムを読んでいただいたあなたには、ブランドではないということになります。
おそらくコンビニで見かけても、「あっ!みどり牛乳のパンだ!食べたいな!」とはならないと思います。
私の中でブランドである、みどり牛乳はこどものころから飲んできた牛乳であり、良いイメージを持っているブランドです。
そういった、ブランドとしてプラスの価値を提供することで、消費者・顧客に「欲しい・好き」とイメージを持ってもらうことができます。
これはブランドとしての価値であり、会社にとっての財産になるのです。
ブランドの価値は、ブランドエクイティとも呼ばれ、ブランド価値そのものは、目に見えるものではありませんが、消費者・顧客の心の中にブランドの価値が根付くことで
資産価値になるわけです。
工務店であれば、まず他の工務店と識別してもらえているのかどうかが大事です。
看板やHPを見ても、「この会社前にも見たことあったっけ??」ぐらいでは、識別ができていないため
その人の中でブランドとして認知されているとは呼べません。
まずは知ってもらうこと!これがとても大事です。

しかし、プラスの価値があるのであれば、マイナスの価値もあるのです。
ブランドのプラスの価値と、マイナスの価値については次回お話いたします。