工務店のインターナルブランディングとエクスターナルブランディング

工務店のインターナルブランディングとエクスターナルブランディング
2018年10月13日 渡辺 洋一郎
工務店のブランディング|インターナルとエクスターナル|工務店集客.COM

こんにちは工務店集客.COMの渡辺です。

以前のコラムで『ブランド』『ブランディング』ってどういうこと?
というタイトルでお話をさせていただきましたが、本日は実際どのように
工務店としてブランディングを進めて行くのかについてお話をしたいと思います。

ブランディングの要素は2種類ある

『ブランディング』と聞くと大半の方が、店舗の改装やWEBサイトのリニューアルなど
高額な予算が必要な施作を思い浮かべる方が多いように思います。
主なブランディング活動には大きくわけて2種類の活動があります。

1・インターナルブランディング

インターナルブランディングとは、企業が自社ブランドの理念や考え方を社員に伝えるための取り組み。まず社員が自社のブランドを理解することで社外に向けてブランディング活動を行うための大事な要素。

2・エクスターナルブランディング

エクスターナル・ブランディングとは、消費者・顧客など外部の利害関係を有する者に向けて行うブランディング活動のことをいう。 インターナルブランディングと対比で考えられることが多い。

前述のように、2種類のブランディング要素を使い自社のブランド価値を高めて社内外に発信していくことが重要になります。

内から外へ伝える。|工務店のブランディング|インターナルブランディングとエクスターナルブランディング|工務店集客.COM
(出典:同文館出版 「社員をホンキにさせるブランド構築法」)

内から外へ

インターナルブランディングとエクスターナルブランディングは対比でありセットで考えることが大事になります。
例えば、自社の商品のことをよく理解していない・営業マンが商品を販売しているとどうなるでしょうか?
お客様に対して、商品の良さは伝わるでしょうか?

社員が自社のブランド(会社や商品)をどういった商品・サービズなのか理解していることは大事な要素になります。
そのためには、まず『自社のブランドとは何なのか?』社内で浸透させることで、外部への発信する情報に一貫性が生まれます。
またインターナルブランディングを行うことで、社内に統一性が生まれ、組織の成長スピードの飛躍的な向上にも貢献します。
インターナルブランディングは、特に目新しい考え方ではありませんが、働き方改革など組織変革が求められる現在において、再び脚光を浴びています。
まず自分たちの商品を理解し、お客様に伝えていくための土台をしっかりと作ることで、ブランディングのベースが構築されていくのです。
ブランディング活動は日々の積み重ねです。また一人で行うのではなく企業として取り組む活動です。企業として自分たちがお客様にどのように思われる存在でありたいのか?
社内でしっかりと意識付けをおこなっていくことで強いブランドを構築していくことができます。