集客の見える化① 

集客の見える化① 
2018年8月12日 渡辺 洋一郎

こんにちは、工務店集客.COMのマーケティングリーダーの渡辺です。

工務店にだけに限ったお話ではないですが・・・
集客データなどがわかりやすくまとめてある会社って少ないように感じます。
データを持っているだけでは意味はなく、「なんのために使うデータなのか?」
が重要になります。

例えば
 ・今月のHP資料請求はどうだったのか?
 ・見学会の来場はどうだったのか?

など集客の数の進捗や、月実績を確認を行うと思います。
きちんとまとめている部分もあれば、まとまっていない部分も、
必要になってから、集計を行う場合もあると思います。
ましてや、HPの資料請求から契約になったお客様は何名で全体の何%なのか?紹介率は何%なのか?
瞬時にわかるかと言われると・・・「集計するので少しお時間ください」というがで日常ではないですか?

工務店の集客担当者は、大体の場合専任ではないので、他の業務を兼任していることが多いと思います。「そんな急に言われてもデータ集計してないよ・・・」って思うことも多いのではないでしょうか?こんなデータ欲しい、用意してほしいというのは、経営や集客の判断をする上で必要なデータことですので、「見える化」することが重要です。
データの活用方法の一番のメリットは、「見える化」されていて経営・集客の意思決定に瞬時に使える状態であることだと思います。本日は、工務店の経営の中で見えにくい『集客』の見える化についてお話したいと思います。

データを集計するだけになっている

前述したように、集客のデータは少なからず「まとめ」が行われており、保管されていたり、
あるいは、全然まとまっていない・・・という工務店もあるかもしれません。。。
データの集計には、まず「何の為に活用するデータなのか?」定義が必要です。
 ・ホームページからの集客数及び、契約数を把握し、広告予算を決めるための材料にする。
 ・各媒体ごとの集客数と広告予算を把握し、費用対効果を検証する材料にする。

不必要なデータを集めた所で使わなければ意味ないですよね?
データを集めるだけにならないように、どのように使うためにこの集計を行うのか?まずは明確にする必要性があると思います。
大事なことは、意思決定に使える材料になるデータであること!また瞬時に判断するためには、常に「見える化」できていることが重要です。

見える化していることでのメリット

「見える化」という定義(坂井建設)では、誰の目にも触れるように掲示するという意味です。
EXCELにまとめて、誰かのパソコンの中に保存していたのでは、大事なデータが埋もれてしまいます。
すべてのデータを「掲示」する必要性はないですが、大事なことは「効果」です。
 ・どうやっったら会社がよくなるのか?
 ・スタッフは働きやすくやりがいをもてるのか?

スタッフが、リアルタイムの情報に触れ現在の状況を把握できる=緊張感を持つこともチームとして大事なことですね。
ダイエットでもそうですが、途中経過がわからないと今が良いのか?もっと覚悟が必要なのか?わかりませんよね?
現状を把握し、次の一手を打つための判断材料をチームに伝える!これは「見える化」の一番重要な役割です。
そうすることで、次へのアクションの初速が早くなり、結果として成果を生みやすくなるのです。

弊社では、壁一面にホワイトボードで貼り、集客の情報に限らず「見える化」を行っています。
大事なことは、ずぐ目に入るように、感じられるように、スタッフの話の材料になるようにしています。
様々なデータや情報は、大事に保管するのでなく、「見える化」すること!これが大事だと思います。
この「見える化」は実は、「掲示」することだけでなく、瞬時に活用するためには、ITシステム
を活用することも大事です。
ITシステムを活用した「見える化」についてはまたお話をしたいと思います。

本日のポイント
 ・「データ集計」の定義を明確にする。
 ・「掲示」することで、経営・集客の道具として活用する