工務店集客ドットコム（坂井建設）の木村です。
アクセス解析の方法、見方
現在開講している第5期工務店WEB集客担当者育成研修でも「先ずは現状把握、アクセス解析から始めましょう！」ということでアクセス解析を「毎日見てほしい」「まずは癖付けから」ということで宿題にもさせていただいています。
ホームページのアクセス解析は工務店だけではなく、ホームページを運営する方にとって大事なことです。アクセス解析にもいろいろな指標がありますが、最低限押さえておきたいポイントとしてお伝えしていきますのでご参考に！
前回のコラムではアクセス数「セッション」と「ユーザー」の違いについてお伝えしましたが、今回は「参照元/メディア」「参照サイト」についてお伝えいたします。
前回のコラムはこちらから↓
https://i-dear.biz/column_191011/
「参照元/メディア」と「参照サイト」
Googleアナリティクスの指標の【集客】メニューに【すべてのトラフィック】という項目があります。またその中に今回お伝えする「参照元/メディア」と「参照サイト」の項目があります。あまり難しくお伝えするつもりはないので簡単にですが「お客様（ユーザー）はどこを経由して自社のホームページにアクセスしてきているのか？」ということを把握するための指標です。
「参照元/メディア」は検索エンジンを含むどこからアクセスしているのか、また検索エンジン経由の場合それがGoogleからなのかYahoo!からなのか、検索（organic）なのか有料広告（cpc）からなのかわかります。他のホームページ経由場合はreferralと表示されます。
「参照サイト」は検索エンジンを含まず、どこのホームページ（URL）からアクセスしてきているかがわかります。例えば市役所のホームページにバナー（画像）やURLを掲載してもらっている場合、その市役所のURLが表示されてればアクセスが有り、表示されてなければ市役所のホームページからのアクセスはないという事がわかります。
なぜ「参照元/メディア」と「参照サイト」を確認するのか
どうしてもアクセス解析を始めるとアクセス数（ユーザー数とセッション数）を確認し後、検索でどれぐらいアクセスが有るのか？またどんなキーワードで検索してきているのか？という【オーガニック検索】に目を奪われがちになります。【オーガニック検索】を確認することも大切なことではありますが、【現状把握】の観点から考えると「参照元/メディア」と「参照サイト」を確認して自社のホームページの流入傾向はどうなっているのか？ということを把握することのほうが【オーガニック検索】よりも一回り外側にあります。業種業態やまたその会社様の特異性により検索エンジン（オーガニック検索）よりもSNS（参照元）の方がより集客ができる場合、可能性もあります。また今までやってきた様々な集客施策が成果につながっているか、つながっていないかの確認にもなるので今まで見ていなかった指標ならば一度「参照元/メディア」と「参照サイト」を確認することをおすすめします。
お知らせ
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