集客とはキャッチボールである。

集客とはキャッチボールである。
2018年10月21日 田中佑樹
ボールとグローブ

こんにちは。
工務店集客.COMの田中です。
先日、問い合わせをしたデザイン制作会社からの返信メールに
「??????」と思ったことがありました。
また、「そういえばそうだよなー」と改めて集客に関して考え直した出来事がありましたので少しご紹介させていただきます。

弊社ではチラシデザインを内部ですることが多いのですが、
内部のリソース的に「少し厳しいな…」と思い、
どこか外部へ依頼できないかと思いいろいろな制作会社に問い合わせを行いました。
私が知りたかった情報は2点で、
1.納品されるデータ形式はどの範囲までもらえるのか(AI、PDF、JPEG等)
2.日付が入るチラシなので、日付の修正はいくらかかるのか
ということで、メール問い合わせをしました。

数時間して

返信がありましたが、本文を見て仰天でした。
典型的なテンプレート(と思われる)文章の羅列。
長すぎて読むのに疲れましたが、
最後まで読んでも私が知りたかった情報が全く記載されていませんでした。
みなさんならどういった反応をしますか?
ちなみに、私はご想像の通り、こちらの会社様には返事はしていません(笑)

意外とやりがちなことですが、WEBでの集客にもこれが当てはまることが多々あります。
例えば、「注文住宅 坪単価」をいうキーワードでユーザーが検索をするとします。
キーワードから考えると、注文住宅を考えていて坪単価が気になるユーザーだと推測されます。
しかし、ユーザーの意図と違った検索結果であればユーザーは自社のホームページに来ることはありません。
会話のキャッチボール|工務店集客ドットコム
自分たちが伝えたい情報だけを一方的にユーザーに押し付けるだけでは、
「聞きたいことに対して全く答えてくれない。」といった印象となり、
顧客となる可能性は低いかと思います。
先程の「注文住宅 坪単価」というキーワードに対しての返答としては、
数時間して|工務店集客ドットコム
図のような返答がお客様が求めている情報かなと思います。
図にも書かせていただきましたが「会話のキャッチボール」をどうやって対面でなくてもできるかです。
日常生活では当たり前に、
「昨日の晩ごはん何だったー?」
「ああ、生姜焼きだったよ!」
というように会話をすると思います。
しかし、WEB上になると疎かになってしまうことが多々あります。

やはり、自社の良さや強みなどをお客様に知っていただくことは重要となりますが、
まずはお客様がどのような疑問や知りたいことがあってホームページを訪れるのか。
お客様が使用するキーワードごとに、その答えになるページを表示させることができれば、
自然と会話のキャッチボールができるはずです。
多少、有料広告を出稿する際の思考となりますが、参考にしていただければ幸いです。