こんにちは、工務店集客.COMの渡辺です。
先日、新建ハウジングさんの2019年1月10日号に、坂井建設の「ICT化の取り組み」が掲載されました。
本日は、その内容についてお話をしたいと思います。
ICT化とは何か?
ICTとは、「Information Communication Technology」の略語で、日本語では、「情報通信技術」として表すのが一般的です。
IT 「Information Technology」とほぼ同義語であると言われていますが、ITは、情報通信技術そのもの、ICTは「Communication」をプラスすることでIT技術を活用し効率化を図ること、と覚えておくと良いかもしれません。
坂井建設では、単にITを活用し業務時間を圧縮するのではなく、バックオフィス(社内業務)をITを活用することで仕組み化を行い、フロントオフィス(営業活動等、お客様と直接対峙する業務)に使える時間を増やすことで、生産性を向上させる取り組みを行っています。
キーワードは「H」
ICTツールを活用し業務を効率化するだけではなく、生産性の向上が鍵だと思います。月あたり、週
あたり、1日あたり、1時間の利益額をアップさせることキーワードは「Hour」だと考えています。
特にバックオフィスで効率化が図れない原因は、「二度手間」です。何度も同じような書類を作成し
たり、情報の転記を行う書類が多いなど、業務フローのムダを省きシンプルにすることが、生産性の
向上に繋がります。そのためには、便利なもの(IT)に任せ、本来人がしなければならない仕事に時
間を使うことが重要だと思います。従来のやり方だけにとらわれずに、業務の改革を行う、そうする
ことでお客様と向き合う時間と、次の一手(戦略)を考える時間を増やす!単に時間圧縮や、NO残
業ではないことを理解することが打大切です。
働き方改革の遅し穴
世間では、「働き方改革!働き方改革」と騒がれています。残業自体が「悪」となり、早く帰ること
が「正」となっています。しかし、ただ単に働く時間が短くなれば、1時間あたりの生産性は減少し
収益は下がってしまいます。ですので、時間圧縮と、生産性の向上は働き方改革上では、同じよう
な意味で捉えられることが多いように感じますが、単に働く時間が短くなったら、今までやって来た
ことは時間内にできなくなり、会社の成長は止まる、もしくは減退してしまいます。会社の成長を止
めない為には、限られた時間の中で、最大のパフォーマンスを出せるように、ITの力を駆使すること
が今後の経営の鍵になってくるのは間違いないと思います。
便利なものはどんどん活用して、1時間あたりの生産性をアップさせること!ぜひ意識してみてくださ
い。
以上 渡辺でした。