工務店の集客の現場監督 = WEBマーケティングディレクター ?

工務店の集客の現場監督 = WEBマーケティングディレクター ?
2020年8月20日 渡辺 洋一郎
工務店集客ドッコム | WEBディレクターの仕事の様子

こんにちは、工務店集客ドットコムの渡辺です。
8月になり弊社は株式会社 坂井建設からSAKAI 株式会社へと社名変更いたしました。
家づくりを行う工務店として創業した坂井建設も、今年で60周年を迎え新たなステージにステップアップするため建設という言葉を外し、グローバル企業を目指して全員で革新してまいります。
もちろん今後も母体である工務店を主とした住宅事業、不動産事業、リフォーム事業を
進めながら、WEBマーケティングなどの工務店の集客に関する仕組みだけでなく、
営業や、現場に関することなど今後はみなさんにご提供できればと思っております。

工務店の集客の現状

インターネットが普及した現在において工務店にとってもWEB集客は欠かせないものになりました。ただ一方でその波にうまくのれずにチラシ集客がメインの工務店様も多いのではないでしょうか?

弊社のセミナーにご参加いただいた方にお話をお悩みをお伺いすると…


・ホームページが大事なのはよく分かるが、資料請求などの反響がないので・・・仕方ない…
・他の業務が忙しく、ホームページの担当が兼任でも難しい…
・1回ページを更新するのに、2万円〜5万とかそんなかかるのかな…


結局皆さん、ホームページが大事ということは認識されていますが、
「どうしたらいいかわからない…」というのが本音のようです。

工務店のWEB集客の現状

家をこれから建てられる方のほとんどは、スマートフォンを持っていますしインターネットという
媒体を使って情報を得たりすることが当たり前の世代です。
ですので総合展示場や、完成見学会などへ足を運んで実際に家を見る前に、
インターネットを使って「自分好み」の家や工務店を探しているケースがほとんどです。
つまり、実際にお客様は私達に会う前に、会社やお家の良し悪しをホームページを
見て「JUDGE」しているわけです。

工務店集客ドッコム | ホームページを見る夫婦
情報が溢れ過ぎている「情報爆発」と言われる現代においてインターネット上で見つけてもらえない、魅力を感じてもらえないということは、「存在していない」という認識をされてもおかしくありません。SNSの普及もあり、ただ検索エンジンの対策だけをして検索順位をあげれば、お客様に認知されるという状況も変わりつつあります。
検索エンジン対策、ソーシャルメディアの対策など複合的に施策を行う必要性があります。
そうなると外部のWEB会社さんや、ホームページ会社さんい丸投げするだけでなく、
「自社のこと」をきちんと理解した、ディレクターという役割が必要になります。

WEBディレクターってどんな仕事?

本来WEBディレクターという職種は、WEB会社やホームページの制作会社さんで、クライアントとホームページをどういった方向性やイメージで制作を行っていくかをまとめていくチームのリーダーのような存在です。制作だけという観点でいえば、サイトに必要な写真素材や、ライターによるテキスト原稿の作成指示、監修、制作期間の設定、管理などが主の業務になります。
ですが、工務店におけるWEB集客ディレクターとなるとマーケティングの要素も含まれてきます。
どのようにホームページを活用して、お客様に自社を知ってもらい、お家を建てていただくのか?またファンになっていただくのか?
制作がメインというよりは、施策側のチームリーダーといった位置づけで私達は定義しています。もちろん私自身もWEBディレクターです。
「WEB集客」を円滑に進めていくための監督さんのようなイメージです。
実際工務店の中には、業種は違いますが同じような役割を担っている職種があります。それは現場監督です。

現場監督とWEBディレクター

前述にあるように、現場監督とWEBディレクター仕事は、よく似ています。

工務店集客ドッコム | WEBディレクターと現場監督

現場監督は、一般的に協力会社さん(SAKAIでは下請けという言い方は禁止されています)
の選定や、工事ごとの段取り、工期の確認など自分が建築現場の責任者となって、着工からお引渡し(完成)までを行うリーダーです。現場監督が、自社のお家の仕様や特徴、工期の基準などを熟知しているので自社の基準に沿ったお家をお客様に期間内でご提供できるわけです。

工務店集客ドッコム | 打ち合わせを行うWEBディレクター

しかしこれがホームページとなると、WEBの現場監督さんはいないわけです…
外部のホームページ業者さんがその状態でやってしまうと、現場なら自社大工ではない、協力会社の大工さんが自分の判断で勝手にお家建てている
ようなものです。
この状態になると、ホームページはどうなっているのかというと


「なんか思ってたのと違う…」
「なんか何回言ってもイメージどおりにならない…」
「制作会社間違えたな…だめだ…」


となるわけです。
もしWEBディレクターが入れば、もちろん制作のWEB会社さん選びもうまくいきますし、自社のことをよくわかってますから
制作も施策もうまくいきます。

工務店集客ドッコム | 打ち合わせを行う現場監督
そうすれば、


・ホームページが大事なのはよく分かるが、資料請求などの反響がないので・・・仕方ない…
・他の業務が忙しく、ホームページの担当が兼任でも難しい…
・1回ページを更新するのに、2万円〜5万とかそんなかかるのかな…


と言った社長様のお悩みも解決できるようになります。
最初から複数人のWEBマーケティングのチームを作る必要はありません。
まずは、兼任でもいいので、工務店のWEB集客担当者に任命してホームページの重要性を高めていくこと!
ここからスタートするのが一番だと思います。
なぜなら私も、もともとは大工なので「WEBディレクターってなんじゃそれ??」って感じだったので(笑)まずは抜擢!そこからスタートだと思います。

以上渡辺でした。