工務店集客.COMの渡辺です。
先日1月9日(水)、10日(木)に、坂井建設社員、グループ会社の社員、サポート会社の社員様の
総勢31名でマネジメントゲーム(通称 : MG)を行いました。
MGは以前のブログにも書きましたが、MGは、昭和51年に開発された経営シミュレーションゲーム
で、これまでにに約1万社以上の企業にも導入されており、短期間で経営のノウハウと経営感覚
を身につけるために開発されたゲームです。ソフトバンクグループの創業者、孫正義さんも次世
代の経営者育成の為に自社でもMG研修を導入されており、「経営者感覚をゲームを通じて学べ
るゲーム」として有名な研修です。
MGは、2日間で5ゲームが行われます。1ゲームが会社の1期にあたりますので、1人1人が社長に
なり、2日間で会社の経営を5期行うことになります。私も定期的に福岡でMG研修に参加をしな
がら、「経営者に近い思考」で仕事に取り組めるように、学んでいる最中です。インストラクター
は、いつもお世話になっている、株式会社NICEON 代表取締役 四ヶ所秀樹さん。弊社の代表が
色々なMGに参加したけど四ヶ所さんのMGが一番わかりやすい!とおっしゃる凄腕インストです。
今回は、初の自社開催ということでなんとか入賞したいなと思いながら挑みました!
1日目 教えない、教えあい、紙は自分で!
「MGはスパルタ教育なんですよ(笑)」四ヶ所さんはそう言います。ルール説明などもそこそこにま
ずはやってみて慣れることが基本です。1人1人が経営者になり、自分の会社を成長するための
作戦を考えます。ただルールや、紙への記入の方法は「教えあい」ですが、「こうやったら勝てる
よ!」などは一切口出し禁止「教えない!」です。自分で考え意思決定することで、経験を積むか
らです。また必要な記入用紙なども必ず自分で取りに行くルールもあります。会計や経営を学ぶ
だけではなくこうした「考え方」も学べる部分はMGの良いところだと思います。今回のMGは、毎月
会社で行っている体験会とは別で、正式なMGですので初参加が半分以上でした。楽しみなが
らやりたい人、緊張している人などみんなの顔も様々でした。
実際にゲームを体験する
1期目は、全員で同じことをやりながらMGを学びます。実際に会社を経営し決算までを行うのが一
連の流れです。マトリクス会計表に記載を行うことで、利益(G)が出たかどうかを計算します。
基本的には、足し算・引き算・掛け算・割り算を使うのでやり方を覚えれば小学生でも決算書を
書けるのです、実際に小学生でもMGをやれますので、実はとてもわかりやすいのです。
みんな真剣に決算書に取りくんでいます。
二期目はいよいよゲーム開始です!
工場の経営者となり、商品を仕入れ、製造、販売を行い経営を行って行きます。同じテーブルに
座っているメンバーが同じ市場で戦う競合となります。販売はすべて入札制で、価格を競わなけ
ればなりません。安く入札した社長が販売できます。安売りをするのか?高く売れるように工夫す
るのかも、社長の判断次第になります。実際にゲームが始まると、それまでの緊張感ではなく、
楽しんでいる感じが伝わってきました。「楽しみながら学び、経験する」これがMGの良いところだ
と感じることができました。
1日目のまとめ
1日目は3期まで行います。終了したのは18時過ぎ、、、みんな頭を使いすぎてヘロヘロにな
ってました(笑)決算書の書き方や、計算の間違い探しなど経験者が、初心者に教えたり、
早く終わったメンバーがサポートしたりと、日頃業務ではあまり関わりのない社員同士もコミュ
ニケーションを取ることができていました。これもMGの良いところですね!みんなの「教えあい」
でスムーズに終わることができました。
ちょっと長くなってしましましたので、2日目についてはまた書かせていただきます。
以上、渡辺でした。