こんにちは、工務店集客.COMの渡辺です。
2020年1月20日(月)、21日(火)は、坂井建設の選抜メンバーでTOC研修を行いました。
TOC(セオリー オブ コンストレインツ)理論とは、企業の目的でもある「現在から将来にわたって儲け続ける」という企業の成長を阻害しているもの=制約条件(コンストレインツ)に注目し、企業内共通の目標を識別し改善を進める事によって企業業績に急速な改善をもたらす理論で、
TOCとは企業収益の鍵を握る「制約条件」にフォーカスをあてる事によって、最小努力で最大の効果(利益)をあげる経営管理手法です。
講師は㈱NICE ONの四ヶ所 秀樹さん(MG研修でもお世話になっている方)です。
今回は選抜24名で『坂井建設のミライを変える2日間』と題して研修を行いました。
TOC研修1日目スタート
1日目は、TOC理論をゲームを通して学びました。
臼井社長の『坂井建設のミライを真剣に考えよう!』の掛け声からスタート!
6工程の工場を想定し、自分たちで6工程の会社を設立します。
商品を仕入れ販売するまでの工程を1人づつ担当し利益の最大化を図ります。
私は以前から個人的にTOCの研修は受けさせていただいているのですが、とても大事にしている言葉があります。
それはTOC研修の開発者、㈱ソフトパワー研究所の清水信博先生のお言葉で
『TOCをやって利益がでるのは当たり前!私達がやろうとしているのは今の売上を5年後の利益にすることである』です。
とても壮大な目標に感じますが、j人がどのようなミライをイメージするのか、感じるのかは自由。
まずは「これなら実現できる!」というイメージをつくることが大事!
可能性は0ではないのだから…。
研修ではまず「望ましい未来を定義」することから始まり、それをより現実的にするために今何をすべきか?を『バックキャスティング思考』で考えることが大切だと学びました。
そのように考えると、『今の売上を5年後の利益にすること』は非現実的ではないことだと理解できます。まずは「これなら行ける!」とイメージできることが大切なんですね。
このようなこともTOC研修で学びます。
ゲームを通して学ぶこと
ゲームを通して、会社の成長を阻害する「制約条件=ボトルネック」を発見し、どのように改善を行うのかを学びます。
・全ての製造工程を最大化しようとすると企業は成長するどころか次第に倒産へと向かうこと
・各工程のバランスをとろうとすればするほど倒産へと向かうこと
など、「製造能力の最大化など当たり前」と認識して行なっていることが、実は成長とは真逆に向かっている事実をゲームを通して学びました。
結構自分の常識をぶっ壊される感じです(笑)
ちなみに写真の赤いチップは不良在庫の山です…
利益を最大化しようと頑張った結果このような状態に陥りました…
なぜこのような結果になったのか?チームごとディスカッションを行います。
またそもそもこのような状態に陥らない為に、どのような経営を行いえばいいのか?
次のゲームで体感しながら理論を学びます。
頭を沢山使ったあとは、交流会♪
沢山頭を使ったあとは全員での交流会です。
今日一日がどうだったか?研修の内容を振り返りながら美味しい料理、美味しいお酒をみんなで楽しみました。
私は今回、四ヶ所さんのサポートとして参加しましたが、少し離れた場所から会社を見ることで、坂井建設スタッフの、研修に真摯に取り組む姿勢を改めて感じることができました。
TOC研修は受けて終わりではなくここからがスタートなので、研修のリーダーとしてこの意識がしっかり会社に根付くように頑張っていきます。
2日目は次回のブログに続きます。
以上渡辺でした。