総務省の情報通信白書によると、iPhoneが2007年に米国で発売されてから2017年で10年が経過しスマートフォンは国内外ともに急速に普及しています。
(出典)総務省 通信利用動向調査
スマホの普及は、2011年に14.6%であったものが、2016年には56.8%と5年間で4倍に上昇しています。
今や1人が1台は持っている時代になりました。それまでのガラパゴス携帯と比べ、画面は大きく
動画や、WEBサイトを閲覧に適していること、ネット環境のインフラ整備も加速しいつでもどこでも様々な情報に触れることができるようになりました。
こうした環境の変化によって、今まで家を建てようと考えればまず総合展示場に足を運んだり、工務店に相談に行ったりしていた消費者の行動は、まずインターネットで情報収集を行うという行動に移行しました。
インターネットで情報を収集するため、検索・SNSを使用し自分の必要な情報を収集します。
『注文住宅を建てるには? 大分』と検索しただけでもGoogleで約484,000件がHITするのですから、この中から検索で自社を知ってもらうだけでも労力のいるSEO対策が必要になります。
もちろん、ユーザーの検索する言葉を想定したり、解析ツールを使い重要なキーワードをピックアップすることも重要です。
しかし、上述したように情報過多の社会では自社を知ってもらうだけでも一苦労です。さらに記憶にとどめてもらい『選ばれる会社』になるのは更に過酷な状況なのです。
では具体的に選ばれる為にはどうすればいいのか?
まず、ブランドとして『認知』をしてもらい、ニーズが発生した際に思い起こしてもらうように、戦略設計することで、脳内シェアでイニシアチブを取ることができます。さらに検索エンジンでそのユーザーの検索のシェアを取ることができれば、沢山ある情報の中で、選ばれる『工務店』になることができます。
まず知ってもらうには、様々な方法があります。
自社のターゲットとなるユーザーがどのような場所によく居て、情報を何で収集しているのか?
などターゲットとなるべきユーザーの行動を理解した上で、施策を行うことが重要です。
また今やホームページはバーチャル店舗といっても過言ではなく、ユーザーはホームページのデザインや内容の印象でどのような会社なのか?自分にメリットのあるのか?を『JUDGE』しています。
工務店の集客はまだまだ、チラシを定期的に撒くことが主になってしまう傾向があります。
チラシを撒くことが悪いのではなく、大事なことはチラシを撒くことで次のどのような行動を起こしてもらうのか?ユーザーの心理を読みその行動に合わせた施策を打つことが重要です。
まず知ってもらうためにチラシを撒く!悪いことではありません。
では次のアクションを考えていますか?どうやって対面までお客様を導きますか?
施策は、一貫性を持って意図的かつ継続的に行うことがポイントです。
今日のポイント
選ばれる工務店になるためには、施策を一貫性を持って意図的かつ継続的に行うことがポイント!