売る側が忘れてしまう物。

売る側が忘れてしまう物。
2018年8月3日 木村 麻紀夫
売る側が忘れてしまう物。|工務店集客.COM

工務店集客.COMのSEO担当 木村です。
本日のコラムのテーマは「売る側が忘れてしまう物」です。

売る側になると
忘れてしまうものとは「お客様目線」です。

WEB・ホームページから
集客したいと考えているのに
うまく集客できていないのは
「お客様目線」を
忘れてしまっているからかもしれません。

自分がなにかしらの商品を
買う側=お客様の立場に
なっている状態を考えてみてください。

色々なサイトで
目当ての商品探すと思います。
例えば楽天だったりヤフオクだったりアマゾンだったり。

すぐには商品を買わずに
比較検討を繰り返します。

もしかしたら
似たような商品が
他にもあるかもと探してみると思います。

場合によっては
最初に探していた商品と
ぜんぜん違うものを
買ってしまっていることもあると思います。

商品を買う過程で
いろいろな体験をしていると思います。

検索したり、口コミやレビューを読んだり、
時には商品ページが表示されるのが
遅くて閲覧をやめてしまったり、
購入しようと思っていたけれど
個人情報を入力が面倒になって
やめてしまったり。

このような体験がないですか?

このような体験のことを
ユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験)
と言ったりします。

自分が買う側の場合、
この体験を重要視すると思います。

しかし自分が売る側になった場合、どうですか?

お客様の体験を考えて
ホームページを作成、運営していますか?

ホームページにアクセスがあるのかないのか、
その上で資料請求などの
コンバージョン(成約=集客)があるのか、ないのか?

お客様の体験上、
そこまで行き着いてないのかもしれません。

お客様の体験は検索結果でもあり、
ホームページ内に書かれている情報や
掲載されている画像であり、
入力フォームの使いやすさだったり
たくさんあります。

もしかしたら
せっかくアクセスしてきたお客様が
画像の表示が遅いことが原因で
閲覧をやめてしまっているかもしれません。

画像の表示だけではありませんが、
お客様目線でホームページを見れば、
眼の前で起きている状態が良い状態か、
悪い状態か判断できるはずですが、
なぜか売る側になると忘れてしまっている・・・。

ここが集客につながるか、
つながらないかのポイントです。

今後、Googleはお客様の体験を重視していきます。

7月に日本のGoogle検索エンジンにも
導入されたスピードアップデートと言われる
検索順位を決めるルール=アルゴリズムもその1つです。

簡単に言えば、
「表示速度の遅いホームページは検索順位が下がる」
というルールです。

表示が遅いホームページ、画像ってイライラしませんか?
ユーザー(お客様)をイライラさせるのは
悪い体験をさせているということです。

細かな技術的なことは置いておいて、
今日は誰でも気をつけることができる
対処法をお伝えします。
※ホームページ会社さんに
 「ホームページ軽くして!」というのも1つの手です。

工務店業界でも
ブログを運用している会社様は多いですが、
デジカメやスマートフォン、
場合によってはデジタル一眼レフで撮影した写真を
そのままブログなどで使ってしまっている事が多いようです。

最近はスマートフォンで
きれいで鮮明な写真が取れるわけですが、
「鮮明な写真=容量が重い=表示するのに時間がかかる」
ということです。

ブログシステムによっては
容量の重い写真も適切な大きさに
最適化して表示してくれますが、
気づかないでいると
とんでもなく重たい状態かもしれません。

鮮明な写真で載せないといけない場合もありますが、
そうでない場合は写真のサイズ(容量)をアプリや
Windowsに初期インストールされているペイントソフトなどで
大きさを調整して掲載することをお勧めします。

画像だけではなく
自社のホームページやブログの表示を
実際に自分で「お客様の目線」で確認することは大事です。

ストレスなくホームページを
見ていただけるようにしておくことも、
人生をかけて「家を建てる」という
高額な買い物をするお客様に対しての
「おもてなし」ではないでしょうか?